ハンドボールを始めたばかりの方や、ボールハンドリングの技術に自信がない方へ!
ハンドボールのボールハンドリングは、ドリブル、パス、シュートなどの基本技術に必要不可欠な技術なんですね。
ボールを思い通りにコントロールできるようになることで、ハンドボールのプレーがより楽しく、効果的になること間違いなし!
しかし、ボールハンドリングの練習は、なかなか上達しないと感じている方も多いのではないでしょうか?
「ボールが思うようにコントロールできない」
「ドリブルで相手をかわすのが難しい」
「シュートが安定しない」
このような悩みや不安を抱えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
この記事では、ボールハンドリングの基本と、初心者でも簡単にできる練習方法を紹介します。
記事を読み終える頃には、ボールハンドリングの技術が向上し、ハンドボールのプレーがより楽しく、効果的になっているはずです。
ハンドボールのボールハンドリングとは?
ハンドボールのボールハンドリングとは、ボールをコントロールする基本的な技能のことです。
ボールを思い通りに操る能力を高めるためのトレーニングが主な目的となります。
反復練習でボールへの感覚を磨き、試合では活きるテクニックへと向上させることができます。
ボールハンドリングの定義と目的
ボールハンドリングの定義は、ボールを持つ・動かす・受けるといった一連の基本動作のことを指します。
これらの能力を高めることで、パスやドリブル、シュートといった応用技術の成功率もアップします。
目的は主に、試合でのプレー精度の向上です。
ミスのない確実なボールコントロールを実現するためには、日頃の反復練習が欠かせません。
基本動作の自動化こそが、実戦で活きるテクニック獲得の近道なのです。
基本技術とポイント
基本技術は大きく分けて、ボールを持つ・動かす・受けるの3つです。
共通のポイントとして、手のひら全体を使い指先で支えることがあげられます。
具体的なコツとしては、反復練習で指の腹の厚さを増し、手のひらの受けの弾力性を高めること。
また、様々な角度や力加減でのパス・受け取りを意識的に繰り返すことで、感覚の幅が広がります。
重要性とメリット
ボールハンドリングは、他のあらゆるテクニックの土台となる要のスキルです。
しっかり体得しておけば、試合では自信をもってプレーできますし、判定面でも有利に働きます。
正確なボールコントロールが実現できれば、味方へのパス成功率が上がり、速攻でチャンスを作り出すことが可能に...。
守備面でも正確なインターセプトやパスカットで、効果を発揮できるでしょう。
基本技能の大切さを認識し、反復練習で体に染み込ませることをオススメします。
ハンドボールのボールハンドリングが上達する練習法
ハンドボールのボールハンドリングを上達させるには、基本動作の反復練習が重要です。
具体的な練習法としては、以下の5つがオススメです。
練習法①:ボールを持つ感覚を鍛える
ボールを持つ感覚は基本中の基本です。
まずはボールを手のひらに乗せ、指で支える感覚を身につけましょう。
反復してボールを持ち続けるトレーニングがおすすめです。
次に、ボールを指先でつまむ・回す・つぶすといったフィンガーコントロールを鍛えていきます。
宙に投げ上げたボールをうまくキャッチする練習も大切です。
壁に向かって投げたりして、ボールへの感度を高めましょう。
練習法②:ボールを素早く動かす
基本的なボールコントロールができるようになったら、次はスピード重視でボールを動かす練習です。
素早いパスやドリブルを心がけます。
指先の反応速度や判断力が鍛えられます。
狭いスペースを運ぶドリブルや、サイドステップしながらのパス回しがオススメです。
できる限り早く、でもミスしないことを心掛けて下さい。
スピードと正確性を同時に高められます。
練習法③:ボールを正確にパスする
正確なパスはハンドボールでは基本中の基本。
的確な判断のもと、適切な角度・強さでパスを出しましょう。
狙った味方の体の正面に合わせるコツが大切です。
距離の近いパス、遠いロングパスともに意識的に練習します。
2人1組や3人1組でパスを回す反復運動がおすすめ。
試合と同じように、パスして動き味方をサポートする習慣も必要です。
練習法⑤:ボールを受ける技術を向上させる
ボールを受ける際は、手のひらでボールの速度を受け止めましょう。
指先で弾いてしまうとコントロールを失ってしまいます。
高い位置や低い位置からの受け渡しも大切なポイント。
正面や横から、さらには背後からと、様々な方向からのパスに対応できる技術が必要です。
まずは正面の安定した受けから。徐々に左右への広がりを持たせます。
最終的には360度からでもパスを処理できる柔軟性が求められます。
練習法5:ボールを使ったトレーニングを行う
単純にボールを使ったトレーニングは、基礎体力づくりに大変有効です。
筋力や持久力を同時に高められるので、効率も抜群。
ボール持ち上げ・投げる・蹴るなど、全身を使って運動することで体幹や下半身も鍛えられます。
自重を利用した筋トレと併せることをおすすめします。
総合的なコンディショニングを強化すればするほど、ハンドボールの動きが格段にスムーズになりますよ。
ハンドボールのボールハンドリングの応用
基本的なボールハンドリングができるようになったら、次のステップはその応用技術です。
試合で使える実践的な技能を身につけることができます。
代表的な応用として、フェイント、ドリブル、シュートがあります。
フェイントは体の動きで相手の注意をそらし、ドリブルは1人でボールを保持しながら駆け上がる技術です。
そしてシュートはゴールへ向かってボールを放つ、ハンドボールの要となるテクニック。
この3つは切っても切れない関係にあり、そろって上達させることが大切です。
基本からきちんと積み重ねるしか上達の近道はありません。
コツを掴めれば、試合での活躍の幅がぐっと広がりますよ。
応用①:ボールを使ったフェイント
フェイントは、体の動きで相手の視線を欺くテクニックです。
例えば、シュートしようとしたふりをしてからパスを出す、といったプレーがフェイントの典型例です。
まずはフェイントの基本から。
足を大きく踏み出したり、腕の振りを誇張することで相手の注意を引き付けます。
タイミングを見計らってからパスや突破へつなげるコツがポイント。
フェイントは一瞬の勝負。
体全体の動きと連動した指先の機敏な反応が求められます。
何度も繰り返し練習を重ね、身体感覚を研ぎ澄ませましょう。
応用②:ボールを使ったドリブル
ドリブルは1人でボールを保持しながら前進する個人技術です。
相手ディフェンダーをかわしながら、ゴールに切れ込むのが目的です。
基本は低い体勢で、小刻みに足を動かします。
ボールは体の脇でコントロール。
もう片方の手でバランスをとるイメージ。
指先の感覚がドリブルの成功を分けます。
練習ではコーンを使ったスラローム走や、サイドステップでのドリブル回しがおすすめ。
試行錯誤しながら自分なりのドリブルスタイルを確立しましょう。
応用③:ボールを使ったシュート
シュートはゴールにボールを決める重要場面。
ひとつのミスが致命傷になりますからね。
狙った場所に正確にボールが入る技術が求められます。
基本的には体をねじるように腰の回転から、手首と指のすばやい振り動作を組み合わせて、パワーを発生させます。
跳び上がる必要はありません。
着地したままでも十分な威力が出せるので、低い姿勢を保つことを心がけましょう。
まとめ
今回はハンドボールのボールハンドリングが上達するコツを基本から応用技術まで解説しました。
まずキャッチボールなどの基本練習からはじめ、徐々にスピードや正確性を意識したトレーニングへとステップアップしていきます。
そうすることで感覚と技能が体に染み込んでいきます。
その先のフェイント、ドリブル、シュートといった応用力は、基本が裏付けとなってこそ磨かれるもの。
試行錯誤しながら自分づくりを重ね、試合で活きるハンドリングを身につけましょう。
根気よく基本を積み重ねることが上達への近道です。
楽しみながらコツを掴んでいけば、必ず実力は開花します。
ぜひチャレンジしてください。