ハンドボール上達の教科書!

こちらは、ハンドボールの基礎知識から応用まで、分かりやすく解説しています。技術やスキルだけでなく、戦術や戦略も学べます。さらに、練習法やトレーニングも豊富に紹介しています!

【ハンドボール指導】生徒が言うことを聞くようになる3つのコツ

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ハンドボール部のコーチや顧問のみなさん、お悩みではありませんか?

「いくら指導しても、生徒が言うことを聞かない」

これは、ハンドボール指導の現場でよくある悩みです。

生徒が言うことを聞かない理由は、

  • 生徒の性格や背景を考慮していない
  • 指導方法に原因がある
  • チームとしてのまとまり不足が影響している

など、さまざまな原因が考えられます。

そのままでは、チームの成長は望めません。

そこで、生徒が言うことを聞くようになる3つのコツをご紹介します。

「生徒との関係を良好にする」

「チームの一体感を醸成する」

「信頼関係を築く」

これらのコツを実践することで、生徒との関係を良好にし、チームの成長を促すことができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

①:ハンドボール部の生徒が言うことを聞かない理由を理解する

ハンドボール部の生徒が指導者の言うことを聞かない場合、その背景にはさまざまな理由があることをまず理解する必要があります。

生徒一人ひとりの性格や家庭環境の違いによって、指導者との関係性も異なってきます。

指導方法自体にも改善の余地があるかもしれません。

列をなして指示を出す従来の指導スタイルで問題ないのか、生徒の立場に立った指導ができているかどうかを点検する必要があるでしょう。

さらに、チームとしての一体感や信頼関係が十分に築けていないことも、言うことを聞かない要因の1つです。

生徒の性格や背景を考慮する

反抗期の生徒が多い時期であることを考える必要があります。

指導者の指示に従うことの大切さは理解しつつも、自分の主張を通そうとする衝動にかられるケースが少なくありません。

また家庭でのしつけ方の違いなど背景も要因の1つです。

こうしたことを踏まえ、一人ひとりと向き合う努力が必要です。

指導方法に原因がある場合がある

従来の指導者主導の硬直した指導スタイルでは、うまくいかないケースが出てきています。

指導者から一方的に指示を出し続けるのではなく、生徒の意見も取り入れながら、対話を通じて指導していく関係を築くべきです。

チームとしてのまとまり不足が影響している

互いを思いやる気持ちが芽生える「仲間意識」がチームに不足している場合もあります。

まずは信頼関係を構築することを最優先し、チームビルディングを推進することが大切です。

一体感のあるチームこそ、指導者のアドバイスを素直に受け入れられるのです。

・・・・

生徒と真剣に向き合い、より良い関係を築く努力を怠らず、仲間として支え合うチーム作りを目指しましょう。

②:ハンドボール指導で生徒が言うことを聞く関係を築く

ハンドボール部で生徒が言うことを聞く良好な関係を構築するには、十分なコミュニケーションと生徒の立場に立った指導が欠かせません。

その上で、信頼関係の醸成を最優先事項とすることが必要不可欠です。

指導者からの一方的な指示命令ではなく、生徒の意見や考えを汲み取る努力が大切です。

指導者が生徒を理解し、生徒も指導者を理解する関係づくりこそが、指導効果を最大化させる近道なのです。

生徒と十分にコミュニケーションをとる

日頃の練習時や部活動後に、生徒との対話の機会を積極的に設けましょう。

指導者からだけでなく生徒からも話を聞くことで、思いがけない生の意見を拾うことができます。

生徒の話を最後までじっくりと聞く努力を怠らないことが大切です。

生徒の立場に立った指導方針を考える

生徒の年齢や体力の特性を考慮し、指導方法を見直す必要があります。

自分が生徒時代に経験したことと現代の生徒の実情にはギャップがあることを認識し、柔軟な姿勢で指導することが求められます。

信頼関係の構築を最優先させる

最終的には生徒と指導者間の信頼関係が揺るぎないものになっていなければ指導は困難です。

日頃の沢山のコミュニケーションが信頼を築く土台となります。

生徒の人格を尊重し、思いやる気持ちを常に示すことが大切です。

生徒と向き合う時間を大切にしましょう。

そこから信頼が生まれます。 

③:ハンドボールチームとして協調意識を高める工夫

ハンドボールは対戦相手との駆け引きが絶えず、また同じチームメンバーと息の合った連係プレーが求められます。

個の力はもちろん大切ですが、より大切なのはチームワークであり一体感です。

その一体感や協調意識をどう醸成していくかが、チーム力向上に大きく影響します。

チームビルディングを行う

新チーム結成時やシーズン開始前に、メンバー間の信頼関係醸成を目的とした合宿やワークショップを実施します。

自由討論の場を設け、普段は聞けない本音や想いを出し合います。

レクリエーションをとおして人間性にふれあうことも大切なチームビルディングの要素でしょう。

ルールとマナーの徹底を図る

チームスポーツには欠かせない基本ルールがあります。

例えば練習出席時間の厳守、指導者への敬語使用、練習時の声出し、試合時のあいさつなどです。

こうした約束ごとが守られなければ場の空気が悪くなりがちです。

マナーを守ることの大切さを繰り返し説明し、全員で監督し合う体制が必要です。

全員参加のミーティングを設ける

大事な方針は指導者のみで決定するのではなく、定例の全員参加ミーティングを設けましょう。

ここではパワーハラスメントもなく、生徒も含めた全員が自由闊達に意見交換ができるよう配慮することが大切です。

議論を重ねるごとに、チームとして最善の選択を見出す知恵が磨かれていきます。

まとめ

ハンドボールチームにおいて、生徒が指導者の言うことを聞かないケースが起こる原因は様々です。

生徒一人ひとりの背景を理解し、丁寧に向き合わなければいけません。

指導者もまた、自らの指導方法を見直し、生徒の立場に立って指導していく必要があるでしょう。

対話を大切にし、互いの理解を深めていける関係性が求められます。

そして特に心がけたいのが、信頼関係の構築です。

日頃からコミュニケーションを大切にし、生徒を人格として尊重することで、初めて指導が生きてくるのです。

最後に、チーム全体で協調意識や一体感を高める工夫も欠かせません。

ルールの厳守はもちろん、みんなで知恵を出し合うことが大切です。

このような姿勢で生徒と向き合うことが、良い関係を築く第一歩となると思ってください。